目の前に、ひとつの出口がある。

なぜかは分からないけど、体が吸い寄せられる。周りを見ると、少女たちが傷つけあっている。我が先にと出口に向かっていく、邪魔な少女の頭を踏みながら、ぶつかりながら、ひたすら出口に向かっている。

私はもういいや、と思った。 そして、地べたに寝転んだ。

靴音がやけにうるさかったが、 それもじきに止んだ。

もういっかい出口をみて、私は納得しました。 そういうことかと。